ねこのきもち

猫のお世話をできない状況になったときにまずすべきことや準備しておくものは? |獣医師解説

2024年10月6日

  • 飼い主さんの体調不良や入院などで、愛猫のお世話をできない状況に陥る可能性はゼロではありません。そこで今回は、飼い主さんが愛猫のお世話をできなくなったときにすべき準備や注意点について、ねこのきもち獣医師相談室の白山さとこ先生に伺いました。


    猫のお世話をできない状況になったときにまずすべきこと


    階段で座っているブリティッシュショートヘア

    ――体調を崩したり、数日入院することになったりして愛猫のお世話ができなくなった場合、飼い主さんはまず何をすべきか教えてください。

    白山先生:
    「まずは、代わりに猫のお世話をしてくれる人や、預け先を探すことが大切です。そのほか、フードの残量などお世話に必要なものの確認と、かかりつけ医の診察券や連絡先などの確認も行うようにしましょう」


    猫のお世話をお願いする前に用意しておくものは?


    お見送りするミケ猫

    ――友人やペットシッターなどに自宅で面倒を見てもらう場合と、ペットホテルなど自宅とは違う場所に預けて面倒を見てもらう場合、それぞれで愛猫のお世話を任せる前に準備すべきものを教えてください。

    白山先生:
    「友人やペットシッターなどに自宅で面倒を見てもらう場合は、ペットの情報をメモしたものと、お世話のスケジュールや注意点などを書いたメモ、かかりつけ医の診察券や連絡先などを用意しましょう。また、お世話をしてもらう人のニオイがついたものなどを、愛猫に先に嗅がせておくとよいでしょう。

    ペットホテルなど、自宅とは違う場所に預けて面倒を見てもらう場合には、愛猫が食べ慣れているフードを持参するほか、飼い主さんや自宅、猫自身のニオイがついたグッズも持っていくようにするといいでしょう」

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