ねこのきもち

「このコは育たないかもしれない」元保護猫が見せた驚きの成長…日々の暮らしで見つけた幸せとは?

2024年10月7日

  • ご紹介するのは、X(旧Twitter)ユーザー@hogonekosuzuさんの愛猫「寿々(すず)」ちゃんです。

    今から2年前、飼い主さんは生後推定2カ月ほどの小さな寿々ちゃんを家族として迎え入れました。


    毛布の上で仰向けになった寿々ちゃん

    現在、寿々ちゃんとともに穏やかな日々を過ごしている飼い主さん。寿々ちゃんとの出会いから成長に至るまでには、愛情深いエピソードがたくさんあります。

    飼い主さんは、幼い頃から保護猫とともに育ちました。そのため、寿々ちゃんを迎えることは自然なことだったと言います。

    飼い主さん:
    「2022年9月の台風が接近している日、実家の近くで野良猫が6匹の子猫を産みました。翌日、台風が去ったあと、母猫はその場を去り、1匹だけ子猫が取り残されてしまったのです。その子猫を近所の方が発見し、保護してくれました。その子猫が、寿々だったのです」

    飼い主さんのご両親がミルクボランティアをしていることもあり、寿々ちゃんは実家へ迎えられることになりました。

    飼い主さん:
    「寿々が実家に来たときは、まだ目が見えてない状態でした。哺乳瓶に吸い付く力が弱く、ミルクを飲む量も少なかったため、両親は『このコは育たないかもしれない』と不安に駆られたそう。それでもあきらめずにお世話を続けた結果、寿々は少しずつ元気を取り戻しました」

    当時、飼い主さんはすでに実家を離れて独立していましたが、寿々ちゃんのことは両親からよく話を聞いていたそうです。

    飼い主さん:
    「私は、長らく『猫と一緒に暮らしたい』と考えていました。そのため、寿々が生後2カ月になったころ、母に『寿々を引き取って一緒に暮らしたい』と伝えたのです。そして実家まで迎えに行き、寿々と私の新たな生活が始まりました」

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