元保護猫との強い絆、震災時に自分よりも愛猫を守った飼い主の思いとは「大好き。ずっと一緒だよ」
2024年10月3日
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あどけない表情と小さなおててにキュン…!
ご紹介するのは、飼い主のX(旧Twitter)ユーザー@MikasaLove611さんの愛猫「ミカサ」ちゃん。普段は、「ミカサにゃん」という愛称で呼ばれています。
保護時、ミカサにゃんは生後推定2カ月の小さな子猫でした。風邪をひいていたミカサにゃんの健康状態は決して良くなかったといいます。
このとき、飼い主さんは、この小さな命がその後の活に大きな変化をもたらすことになるとは、想像していませんでした。ミカサにゃんと飼い主さんは、どのように出会い、生活をともにするようになったのでしょうか? 詳しいお話を伺いました。マンションの廊下で保護されたミカサにゃん
ミカサにゃんと飼い主さんは、当時、飼い主さんが住んでいたマンションの6階、部屋に面した廊下で出会いました。その日の前日から、まるで犬のような鳴き声が外から聞こえてくることに気づいていたという飼い主さん。
その鳴き声の主は、廊下の隅で震えながら固まっている子猫だったのです。飼い主さんは、すぐに子猫を保護。動物病院で体の状態を確認してもらうと、風邪をひいていること、ノミなどの治療も必要であることがわかりました。
飼い主さん:
「実は、当時、私には猫アレルギーがあり、猫が苦手でもありました。でも、痩せ細った小さな子猫を放っておくことができず、友人の助けを借りて保護したのです」
その後、ミカサにゃんは動物病院で適切な治療を受けて回復。一方、飼い主さんもまた少しずつ猫アレルギーや猫への恐怖心を克服しました。
飼い主さん:
「私の場合は、室内を清潔に保つように心がけたところ、アレルギー症状は少しずつ改善しました。今では、ミカサにゃんと一緒に眠っています」
飼い主さんがミカサにゃんを保護したのには、このほかにも理由があったようです。
飼い主さん:
「私の誕生日が11月6日で、出会ったのが6月11日。さらに当時、暮らしていた部屋の番号も611と、不思議な運命を感じました。ミカサにゃんが神様からの贈り物のように思えたのです」