ねこのきもち

白猫きょうだいとの暮らし、初めて猫と暮らす飼い主さんが体験した日々の発見と喜びとは

2024年9月28日

  • 「遠方の知り合い宅で子猫が生まれたと連絡があり、車で迎えに行った帰りに撮影」

    そんなコメントとハッシュタグ「#最初に撮った1枚」とともに公開された写真には、2匹の子猫が写っています。投稿したのは、X(旧Twitter)ユーザー@whitetellyukiさん。


    お迎え当時のテルくん(左)とユキくん(右)

    左の黄色い瞳が「テル」くん、右の青い瞳が「ユキ」くんです。2匹は、血の繋がった兄弟。この写真を撮影したときは、生後推定2カ月半ほどでした。見た目はそっくりな白猫ですが、それぞれ個性豊かでとても仲良しです。

    飼い主さんがテルくんとユキくんをお迎えしてから3年。今ではすっかり家族の一員として、にぎやかな日々を過ごしています。テルくんとユキくん、飼い主さん家族の出会いから現在に至るまで、詳しいお話を伺いました。


    「子猫が生まれた」思いがけない知らせがテルくん、ユキくんと出会うきっかけに


    仲良く一緒にくつろぐユキくん(左)とテルくん(右)

    かねてから家族で「猫と暮らしたい」と話し合っていました飼い主さん。お迎えする準備を進めましたが、その機会はなかなか訪れませんでした。

    そんなある日、飼い主さんのもとに思いがけない知らせが届きます。知り合いの家で子猫が生まれたとのこと。飼い主さんは、早速、子猫に会いに行きました。

    飼い主さん:
    「ユキは、膝くらいの高さがある段ボール箱を軽々と飛び越え、私にしがみついてきたのです。その瞬間、私はユキの無邪気で大胆な行動に心を奪われました。『このコをお迎えしたい』と思ったところ、知り合いから『いつも一緒にいる仲良しのきょうだいも一緒に迎えてほしい』と提案されました。家族と相談し、『2匹一緒なら遊び相手もできて良いだろう』と考え、一緒にお迎えすることを決めたのです」

    飼い主さんにとって、猫と暮らすのは初めて。当初はわからないことだらけだったといいます。飼い主さんは、ごはんの与え方やトイレの使い方、動物病院の選び方など、ひとつひとつを調べながら進めていきました。

    飼い主さん:
    「1歳を過ぎた頃、ユキの目に異変が起こり、ずっと片目を閉じた状態になってしまいました。動物病院で手術を受けて、再び、きれいな目を取り戻しました。とても心配でしたが、無事に治療を終えることができてとても安心したのを覚えています」

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