ひとりぼっちで鳴き続ける子猫、保護を決意し引っ越しを決めた飼い主さんとの心温まる11年間の歩み
2024年9月30日
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あどけない表情が愛おしい…! 気になる現在の様子は?
今回ご紹介するのは、X(旧Twitter)ユーザー@921_fumiさんの愛猫・ハチワレ猫の「銀時(ぎんとき)」くんです。
銀時くんと飼い主さんが出会ったのは、2013年10月4日のこと。保護当初は、生後推定3週間ほど。まだ、母猫を必要とする月齢の小さな子猫でした。
現在、11才になった銀時くん。あどけない表情を浮かべていた子猫のときの愛らしい面影は残しながら、立派なイケニャンへと成長しました。長い年月を共に過ごし、強い絆で結ばれた銀時くんと飼い主さん。どのような時を過ごしてきたのでしょうか。詳しいお話を伺いました。外で鳴き続ける子猫。一緒に暮らすために引っ越し、銀時くんと家族に
ある日、部屋の中で過ごしていた飼い主さんは、朝から子猫の泣き声が聞こえてくることに気づきました。
その鳴き声は夜になっても消えることなく、飼い主さんは『このままだと命が危ないかもしれない』と思い、外へ子猫を探しに行くと、そこには小さな子猫の姿がありました。
飼い主さん:
「当時、私は猫が暮らしていたのは、猫と暮らすことができない住宅でした。そのため、すぐに管理会社へ連絡し相談することに。すると、里親を探す間、3カ月間という条件で、一時飼育をさせていただけることになりました」
ところが、小さな銀時くんとともに過ごすうち、飼い主さんの心境に変化が起こりました。里親さんを探すという選択肢はすっかり消え去ったのです。
飼い主さん:
「私は、一緒に暮らしていたパートナーとともに猫と暮らすことができる住宅へ引っ越すことを決意しました。それほどまでに、銀時は、私たちにとってかけがえのない存在になったのです」