ねこのきもち

猫はなぜあえて狭い場所に座ろうとするのか【連載】交通事故にあった猫を拾いました#200

  • こんにちは。3匹の猫と1頭の犬と暮らし、二児の母でもあるtamtamです。
    ある日、交通事故にあった猫(凶暴)を迎え、一緒に暮らすことになりました。
    一時期は安楽死とまで言われた猫様でしたが、気合と根性で見事に復活。
    しかし後遺症が残り、野良猫として生きていくことができなくなった、たまちゃん。

    そんな猫様をサポートをしていきたい人間と、人の手なんか借りたくない猫様のお話です。


    人間社会であるあるなこの光景…



    少し混んでる電車の中で、たまにあるこの光景…
    狭いところに半ば無理やり割り込もうとすると、周囲の人はちょっと困っちゃいますよね。

    とはいえ、おかーさんは田舎住みなので、ほとんど電車なんて乗りません。
    だから、こういう気まずーーーいシーンに遭遇することもほとんどありません。

    なんて思っていたら、先日、こんな気まずいシーンに出くわしてしまったので聞いてください。


    猫社会も結構複雑なのかと思いきや…!!



    みんながすでに集団猫団子を作ってくつろいでいる中に、我が家の空気読めない系男子、たまちゃんがズカズカと割り込んでいくではありませんか。

    露骨に迷惑そうな顔をする猫達…

    ああ、こんなところも猫と人って似てるんだなぁなんて感心している時、気づきました。
    (その前にその割り込み止めようよ飼い主)

    他の場所に行く選択肢はゼロですかい?



    猫達の周りは見事なまでにガラガラ…!!!
    猫用ベッドを置いている場所も、空席を極めています。

    なのに、たまちゃんよ…何故あえてそこを選んだというのだ…


    たまちゃん本日の一言



    俺は俺の決めた道を行く
    by.たま


    tamtam プロフィール


    動物病院で動物看護士として勤務後、現在は個人で犬猫を預かり里親を探す「一時預かりボランティア」を続けている。犬猫の保護や介護について、大変な現実だけでなく、楽しさ・幸せをSNSで発信し大きな話題に。
    2022年「たまさんちのホゴイヌ」(世界文化社)、2023年「たまさんちのホゴネコ」(世界文化社)を出版。著者印税を動物福祉活動に充てている。

    instagram:@tamtam__111

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