「季節の移ろいを感じる」気温や体温によって体の色が変わる猫との暮らし
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猫と過ごす楽しさはこんなところにも。
今回ご紹介するのは、X(旧Twitter)ユーザーである@byouki_demonさんが投稿したこちらの写真。愛猫のメリーくん(撮影時生後4カ月頃)が写っています。
飼い主さんにお話を伺ったところ、メリーくんはシャム系の遺伝子をもつのだとか。
飼い主さん:
「足や耳、鼻、しっぽなど体温の低い部位の毛は黒っぽくなり、首や胴体など体温の高い部位の毛は白っぽくなる性質があります。気温の変化によっても体の色が変わっていくため、毎年春先や秋口に体の色が白っぽく、黒っぽくなっていくのを眺めては、季節の移ろいを感じています。桜や紅葉のような感覚ですね」
別の投稿では、成長後のメリーくんの姿が確認できるので見てみましょう。成長したメリーくんは、子猫時代と比べて体の色が変化したようです。
飼い主さん:
「メリーが幼い頃は常に体温が高めだったため、体が全体的に白っぽかったです。年を重ねるうちに少しずつ体温が下がり、全体的に黒っぽくなりました」
そんなメリーくんは、現在9才になったそうですよ。
飼い主さんに、猫の毛柄の変化についての思いを伺うと、次のようにお話ししてくださいました。
飼い主さん:
「シャム系だけではなく、猫の模様や毛色にはさまざまなおもしろい性質があり、豊かな個性もあらわれます。これから猫を家族に迎えることを検討されているみなさまには、そういった部分もぜひ1匹1匹の個性として見ていただきたいです」