猫が玄関で待つのは「早く見つけたい」から!? 4つの場所別、飼い主を待つ猫の気持ち|専門家解説

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外出先から帰宅すると、猫が玄関や窓辺で飼い主さんを待っていることがありますよね。猫はどのような気持ちで、待つようなそぶりを見せるのでしょうか?
今回は、玄関や窓辺、トイレやお風呂、フードの前、部屋の前で待つ猫の気持ちを、愛玩動物看護師の小野寺温先生に教えていただきました。窓辺や玄関で帰宅を待つのは「早く見つけたい」から
猫が飼い主さんの帰宅を窓辺や玄関付近で待っているのは、その場所にいれば、飼い主さんの姿を素早く見つけられることを知っているからです。飼い主さんの帰宅がうれしいほか、ゴハンがもらえたり、遊んでもらえたりするので、それらを期待する気持ちもあるのでしょう。
ちなみに、留守中ずっと待っているのではなく、時間や音で飼い主さんの帰宅を判断し、猫はその場所へやってくると考えられています。トイレやお風呂で待つのは「捜して追いかけたい」から
この場合、飼い主さんの姿が見えないので、探して追いかける気持ちで待っていることが多いでしょう。また、ドアの向こう側に興味があって確認したいケースも。
そのほか、お風呂上がりで石けんのニオイがする飼い主さんにスリスリして、自分のニオイをつけて安心したい場合もあるでしょう。