「三毛猫やサビ猫はメスが多い」ってホント!? 気になる2つの毛柄について解説!

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「ミケ猫やサビ猫はメスばかり」という“ウワサ”を聞いたことはありませんか?
実はこの“ウワサ”は本当なんです!
今回は、そんな性別と深い関りがある毛柄「ミケ」と「サビ」について、猫写真家の石原さくらさんに詳しくお話を伺いました。3色カラーが魅力的な「ミケ」
「ミケ」は、黒、オレンジ、白の3色で構成されている毛柄です。背中やしっぽに黒やオレンジが、お腹に白があらわれやすい傾向があります。
ミケのなかでも、しま模様が入ると「しまミケ」、白色が占める割合が多いと「飛びミケ」と分類されることも。日本古来のミケは、オレンジの毛色にしま模様が入ることはありませんでしたが、海外の猫と交配することで、黒やオレンジにもしま模様が入るようになりました。オスのミケが生まれる確率は?
ミケの毛色を作る遺伝子には、ほぼメスしか生まれないという特徴があります。そのため、オスのミケが生まれる確率はとても低く、なんと数千匹~3万匹に1匹程度ともいわれているのです。
その貴重さから、古くからオスのミケは「災いから身を守る」という言い伝えがあるほど。ちなみに、ほとんどのオスのミケには生殖能力がないといわれています。