「猫の異変はこんな風に撮影して」診察時に役立つ撮り方とは? 獣医師が解説!

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いまは、スマートフォンで手軽に動画や写真を撮影できる時代。しかし、猫の行動や排泄物に異変を感じたときに、撮影の仕方がわからない飼い主さんも多いのではないでしょうか。診察時に役立つ動画や写真の撮り方を、獣医師の田草川佳実先生にお聞きしました。
しぐさや行動の異変で「動画の撮影が大切」とされる理由
猫の様子の異変を撮影する場合は、写真より動きのわかる動画がよいとされています。とくに、診察室内では見られない動きの場合は動画が有用に。飼い主さんへの問診だけではわからないことも、獣医師が見れば一目瞭然ということは多いといわれています。画面の長さは10~20秒ほどあれば充分です。
基本的な動画の撮り方
猫の全身が写るようにカメラの方向を決めます。一方向だけだと見えない部分もあるので、飼い主さんが動いて多方向から撮影できるとベターです。
明るい場所に無理やり猫を移動させる必要はありませんが、撮影するときはなるべく照明をつけて明るくしましょう。猫が発する呼吸音などの音も参考になるので、会話は控えて、テレビなども消しましょう。