おしりフリフリは狩りの合図? 猫の“おしり”にまつわるしぐさの秘密
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見ているだけで癒される、みんなが大好きな猫のおしり。その動きやしぐさには、実はいろいろな意味があるのをご存知でしょうか?
今回は猫写真家・猫研究家の石原さくらさんに、猫のおしりにまつわるしぐさの秘密を教えていただきました!肛門丸見え歩き
猫は、しっぽを使って気持ちを表現します。しっぽをピンと立てるのは、子猫が母猫に近づくときに見られるしぐさで、機嫌のいい状態です。
つまり、しっぽをピンと立てて肛門丸見え状態で歩いているのは、ゴキゲンな証拠なのです。おしりフリフリ
遊んでいるときなどに身を伏せておしりを振るのは、獲物(おもちゃ)に飛びつくタイミングを計っているときのしぐさです。
狙いを定める際に、後ろ足で足踏みをしながら、おしりがフリフリと動くのです。肛門を隠す
外を眺めて狩り気分のときは、しっぽを床にくっつけて肛門をふさぐ猫もいます。
猫の肛門の横には「肛門腺」の開口部があり、ここから発するニオイは情報満載の「名刺」のようなもの。そのため、狩りのときは獲物に自分の存在がバレないように、肛門を隠すのです。