飼い主さんの体の上で寝る猫の心理 「体に乗って寝たい」と思われるためのポイントは?|獣医師解説
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飼い主さんがくつろいでいるときなどに、愛猫が体の上に乗ってきて寝てしまうことがないでしょうか?
飼い主さんの体の上で寝たがる猫はどのような心理だと考えられるのか、ねこのきもち獣医師相談室の原 駿太朗先生が解説します。飼い主さんの体の上で寝る猫の心理は?
飼い主さんの体の上に乗って寝る猫の心理としては、まず安心感があるというのが大きいでしょう。飼い主さんの匂いが、猫に安心感を与えるのだと思います。「信頼できる飼い主さんのそばにいると落ち着く」という気持ちで、体の上に乗りたがるのでしょう。
そのほかには、飼い主さんに「かまってほしい」と思っているときや、寂しいときに「甘えたい」と思っての行動のことも。
また、シンプルに「寒いから」という理由もあるかもしれないですね。飼い主さんの体に乗ると柔らかく、あたたかくて気持ちがいいと感じているのかもしれません。飼い主さんの体の上で寝たがる猫に見られる傾向は?
飼い主さんの体の上に乗って寝たがるのは、甘えん坊な猫に多い傾向があります。飼い主さんとの触れ合いを求めるコが、体の上に乗ってきやすいでしょう。
あとは、社交的で遊びが好きな猫も、スキンシップをとりたくて来ることが多いのではないかと思います。「愛猫に体の上に乗って寝てもらいたい」 飼い主さんができる工夫は?
猫が飼い主さんの体の上で寝るのには、安心して乗れるということが重要です。飼い主さん自身がリラックスするようにしましょう。
そのほかのちょっとした工夫としては、毛布やブランケットを体に乗せてみたり、オヤツで誘ってみたりするなど、猫にとって魅力的に見せることも最初の一歩としてはよいかもしれないですね。(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・原 駿太朗先生)
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
※記事の内容は2024年11月時点の情報です。
取材・文/柴田おまめ - 記事一覧に戻る