愛猫が今どんな気分かわかる! 5つのしぐさから読み取れる猫の気持ち
-
猫は表情や特定のパーツを動かすことで、そのときの気分や気持ちを表現しています。今回は、「目を閉じる」「口まわりをなめる」「鼻をなめる」「目をそらす」「顔をかしげる」の5つのしぐさからわかる猫の気持ちを、動物看護師の小野寺温先生に伺いました。
目を閉じる
人と目が合ったときや、名前を呼ばれたときなどにまばたきのようなしぐさをするのは、猫にとってのあいさつで、親愛を意味します。猫が目を閉じたときに人も同じように目を閉じてあげると、猫を安心させることができるでしょう。
口まわりをなめる
きれい好きな猫は、食事のあとに口まわりをなめて清潔さを保とうとします。そのため、このしぐさが見られるときは、食べたことに満足している状態といえます。お腹とともに、心まで満たされているのでしょう。
鼻をなめる
猫が食事以外のときにペロペロと舌なめずりしたり、鼻をペロッとなめたりするときは、不安や葛藤などを抱えている可能性があります。これは、緊張をほぐして自らを落ち着かせる、「転位行動」のひとつと考えられています。