ねこのきもち

大切なものを勝手に処分するのはNG!? 猫を悲しませる飼い主さんの行動とは

  • 愛猫にはいつも楽しく過ごしてほしいもの。しかし何気ない飼い主さんの行動が、愛猫を悲しませてしまうことがあるので、十分注意が必要です。

    今回は、猫を悲しませる飼い主さんの行動について、ねこのきもち獣医師相談室の原駿太朗先生にお話を伺いました。


    猫を悲しませる飼い主さんの行動


    窓辺で横になっている猫

    ――猫を悲しませる飼い主さんの行動について詳しく教えてください。

    原先生:
    「猫を叩いたり怒鳴ったりする、猫がかまってほしいときに完全に無視をするなどの行動でしょうか。また、猫にとって大切なものを処分してしまうといった行動も、猫を悲しませる可能性があるかと思います」


    猫が悲しい思いをしているときのしぐさ


    退屈そうな猫

    ――では、悲しい思いをしているとき、猫はどのようなしぐさや行動をとるのでしょうか。

    原先生:
    「猫が悲しい思いをしているときは、いつもより反応が鈍くなったり、わざとイタズラをするようになったりするなどの行動が見られやすいかと思います」


    猫に悲しい思いをさせてしまったら?

    ベッドに横たわる猫

    ――(故意ではなく)猫に悲しい思いをさせてしまったとき、飼い主さんはどのようにフォローすればよいのでしょうか。

    原先生:
    「不機嫌な猫に無理にかまってしまうと、逆効果になる可能性があります。そのため、猫の機嫌が直るまで待つ、おやつを与えるなど、少しずつやさしいスキンシップをとるとよいかと思います。

    基本的には、猫のほうからまた来てくれるようになるまで、飼い主さんからあまりグイグイと行かないほうが、うまくいきやすいのではないでしょうか」


    日ごろから愛猫を悲しませないよう、意識して接してあげられるとよいですね。


    (監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・原駿太朗先生)
    取材・文/長谷部サチ
    ※記事と写真に関連性がない場合もあります。
    ※記事の内容は2024年11月時点の情報です。

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