カットは必要?最適な室温は?長毛猫の飼い方を獣医師が解説
-
豊かな被毛が魅力的な長毛猫たち。その美しい毛並みを保ち、快適に過ごしてもらうためには、お手入れやお世話に関する正しい知識を学ぶことが大切です。
そこで今回は、長毛猫の被毛のお手入れやお世話のコツなどについて、ねこのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に解説していただきました。長毛猫の被毛のお手入れ方法は?
――長毛猫の被毛のお手入れ方法について教えてください。
岡本先生:
「長毛猫の被毛は、コームで軽くといてからスリッカーブラシでお手入れしてください。静電気が目立つ場合は、ブラッシングスプレーなどを併用します。
毛玉を引っ張ってしまうと痛くてお手入れを嫌がるようになってしまうことがあるので、コームなど目の荒いブラシで軽くクシを通して、毛玉があった場合は指やクシ先を使って引っ張らないようにほぐすか、カットしましょう」
――ブラッシングをする際のコツや注意点などはありますか?
岡本先生:
「お手入れは愛猫が嫌がらない範囲で、ごほうびを与えながら行うとよいでしょう。基本的には、毛玉ができたり、毛球症になったりしないように毎日ブラッシングしてください」