見逃さないで! 猫が「仲よくしたくない」ときに出すサイン
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猫は、ほかの猫と「仲よくしたくない」と思ったとき、特徴的なしぐさでそれを相手にアピールします。穏便にすむこともあれば、場合によってはケンカに発展することも……。
そこで今回は、猫が相手と仲よくしたくないときや、相手に敵意があるときに出すサインについて、哺乳動物学者の今泉忠明先生に伺いました。相手の目をジッと見る
猫は基本的に、ほかの猫と鉢合わせた際は目を合わせずに通り過ぎます。相手の目をジッと見るのは、猫にとって敵意のあらわれ。人でいう“ガンを飛ばす”と同じ意味で、ケンカを売っていることになってしまいます。
強い猫は、相手に額を見せつけるような体勢で威圧することも。逆に、この場から逃げたいと思っている猫は、相手を見ながらも腰が引けているような体勢をとります。鳴く・うなる・威嚇する
にらみ合いで険悪な空気になると、次は声を出して相手をけん制します。
・「ナ~~オ」と低く大きな声で鳴く
・「ウーッ!!」とうなり声を出す
このような鳴き方をして、自分は怒っているぞというアピールをします。弱い猫は追い込まれて「シャー!!」と威嚇することがありますが、これは「こっちに来ないで」という意味です。